読書をさせるコツ その①
☆ 子供を読書好きにするコツー① ☆
ここで、息子がどのようにして読書好きになったのかをメモしてみたいと思う。はじめにでも書いたが、自分が読書嫌いのせいで苦労した経験から、なんとしてでも息子は読書好きにしてやろうと決めた。また、全ての勉強も読書であり、例えば国語以外でも、理科や社会なども本を読んで理解したり覚えたりする。中学受験の過去問をパラパラと見るだけでも、以下に文章を読むのが大事かがわかるかと思う。
乳児〜幼児期の読書
☆乳児期からとにかく毎日読み聞かせ(もちろん最も単純で色彩豊かな絵本を何度も繰り返し読み聞かせた。我が家では、6ケ月くらいから、よる寝る前に3冊を毎日読み聞かせした)
☆文字に興味がでてきたら、読んでいるところを指でなぞる。→自然とひらがなや漢字も読めるようになってくる。
☆どのくらい聞いているかを確認するため、何回も読んだ本のいち部分をわざと違えて読んだり、飛ばしたりしてみる。→それ違うよ、間違ってるよ、こうでしょ!などの反応があれば、かなり聴き込んでいる証拠。
・いろいろなタイプの絵本を選ぶ。→日本や世界の童話や昔話、動物や昆虫などの生き物系、色彩が美しいもの、伝記、理科系、面白い系など(親の趣向で決めると、どうしても偏りがちなので、例えば図書館で借りる時は、適当に手に取ったものを借りたりもしていた。)
・一緒に感動する。→絵本を読んだ後、「これきれいだね〜!」とか「かっこいいね〜!」とか、とにかく本は面白いというのを教えてあげる。
ここまでやれれば、おそらくその後も読書好きになってくれるでしょう!
では、幼児〜学童期のコツは後ほど。
読書をさせるコツのメモ その② - 年間400冊以上の本を読む読書マニア小学生のおすすめ児童書の記録
#13 イーダ
#13 イーダ
- 作者: ヨルンフールム,エステルヴァン・フルセン,トルシュタインヘレヴェ,河野礼子,遠藤ゆかり
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2015/07/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
息子的評価
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★☆
・感動的要素 ★★★★☆
・勉強的要素 ★★★★★
・読みやすさ ★★★★☆
・漢字の量 ★★★☆☆(ふり仮名:有り)
大昔、眠るように化石になった一匹の小さな猿のイーダのおはなし。最初は木の上で生活していたが、木から落ちて地上で暮らすようになったと言われている。やはり、子供は化石などに非常に興味を惹かれるようだあった。また内容以上に、全体の絵や色彩がすばらしい。大人が眺めても感心してしまう一冊である。
#12 わんわん探偵団
#12 わんわん探偵団
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★☆
・感動的要素 ★☆☆☆☆
・勉強的要素 ★★★☆☆
・読みやすさ ★★★☆☆
・漢字の量 ★★★★☆(ふり仮名:有り)
中には三つのお話があり、それぞれ「事件編」と「解決編」に分かれていて、読み手が推理できるような作りになっていて、非常に楽しめる作品。いろいろな犬の探偵が事件を解決に導いていくお話である。漢字は、結構多めだが、ふり仮名が付いているので問題は無い。まだ、わんわん探偵団2おかわり、わんわん探偵団3おりこう の2冊があるのでぜひ読んでみたい作品である。
ちなみに杉山先生の作品は、息子が一年生の時にかなり読破してしまったので紹介したい。児童書の中には沢山の探偵ものの作品があるが、杉山先生の「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズはすごく面白い作品である。事件自体は、こどもでも安心して読ませられる程度であるが、ちゃんとこどもでも推理しながら楽しむことができるのでオススメである。
などなど。。わざと一覧で出してみたが、図書間で借りる時は、どれも似たような名前で、借りたかどうだかすぐにわからなくなってしまうので要注意である⭐︎
そのほかにも
というのもあるので、今度読んでみたい。
ではでは
#11 きえた犬のえ
#11 きえた犬のえ
きえた犬のえ―ぼくはめいたんてい (ぼくはめいたんてい 新装版)
- 作者: マージョリー・ワインマンシャーマット,マークシーモント,Marjorie Weinman Sharmat,Marc Simont,光吉夏弥
- 出版社/メーカー: 大日本図書
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: 単行本
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息子的評価
・オススメ度 ★★★☆☆
・おもしろ度 ★★★☆☆
・ワクワク度 ★★★☆☆
・感動的要素 ★☆☆☆☆
・勉強的要素 ★★☆☆☆
・読みやすさ ★★★☆☆
・漢字の量 ★★★★☆(ふり仮名:一部有り)
(息子)
パンケーキ好きの少年の探偵が、消えた犬の絵を探すというお話。まあまあおすすめ。最後にパンケーキの作り方が書いてあって、作ってみたくなった。
#10 1円くんと五円じい
#10 1円くんと五円じい
息子的評価
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★☆
・感動的要素 ★☆☆☆☆
・勉強的要素 ★★☆☆☆
・読みやすさ ★★★★☆
・漢字の量 ★★★★☆(ふり仮名:一部有り)
(息子)
1円4きょうだいと5円じいの、なぞのちていおんせんでの楽しい冒険物語。かわいらしい登場人物が面白かった。
#9 なんでもただ会社
#9 なんでもただ会社
- 作者: ニコラ・ドイルシング,三原紫野,Nicolas de Hirsching,末松氷海子
- 出版社/メーカー: 日本標準
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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息子的評価
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★☆
・感動的要素 ★★★★☆
・勉強的要素 ★★☆☆☆
・読みやすさ ★★★☆☆
・漢字の量 ★★★☆☆(ふり仮名:有り)
(息子) ある日、主人公の少年が留守番をしている最中に、触ってはいけないと言われていた電話に、自分の誕生日をだいやるしてみると、なんと、なんでもただで売ってくれる会社につながった!しかし、最後に「ん」がつく商品を注文してしまうと、死ぬまでそこで働くか、もらった商品を全て返すか、の選択をしなくてはならないという・・・そして、「ん」をつく商品を勧めてくるが、少年はハラハラしながらいろいろなものを買ってしまう・・・・・・そこが面白かった。
#8 かいぞくポケットシリーズ
#8 かいぞくポケットシリーズ
息子的評価
・オススメ度 ★★★★★
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★★
・感動的要素 ★★★☆☆
・勉強的要素★★☆☆☆
・読みやすさ ★★★★☆
・漢字の量 ★★☆☆☆(ふり仮名:有り)
(父親)
これは、年長のときにゾロリシリーズから児童書へのステップアップのときにチャレンジした作品。やはり絵の多い本から少ない本への移行に悩んでいたときに、ちょうどその頃大好きだった海賊を題材にした本作品を読んでみることにした。全20巻ということで、完読するにもなかなかの量であったが、息子のペースで、たまには読んであげたりして、このチャレンジはみごと成功!20巻を完読した自信と、挿絵が少なくても、読書って楽しい!っていうことがわかってもらえたようだった。
内容は、かいぞくののポケット少年、ジャン、ケン、ポンと魔法が使える猫の不思議な冒険物語。各巻いろいろな冒険が待ち受けており、戦いよりもどちらかというとファンタジー的な作品。
著者の寺村先生は、たくさんの児童書のシリーズをだしており、おそらく誰もが一度は読んだことがあるのではないかと思うほど、有名な先生である。例えば、
あしたプールだ がんばるぞ (くりのきえんのおともだち 10)
などなど、どれも名作ばかりだ。
これからも、ちょくちょくお目見えするかと思う。
#7 日本の伝記 真田幸村
#7 日本の伝記 真田幸村
息子的評価
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★★☆
・感動的要素 ★★★★☆
・勉強的要素 ★★★★☆
・読みやすさ ★★★☆☆
・漢字の量 ★★★★☆(ふり仮名:有り)
(息子)
歴史のお話で、関ヶ原の戦いや大阪夏の陣などでの戦術が面白かった。
(父親)
歴史マンガシリーズ。真田丸でおなじみの人気武将真田幸村の半生を描いた作品。親からすると、学習マンガもここまで来たか〜と思わず唸ってしまう。。オールカラーで、登場人物は皆ジャニーズ系のイケメン。歴史にはあまり詳しくないので、深かくは評価できないが、幸村の人生や背景がコンパクトに描かれて、NHK大河ドラマの真田丸をギュと凝縮させたような作品。マンガ以外に時代背景の説明などあり。
#6 忍者サスケじいさん わくわく旅日記7 かわいい森の忍者の巻
#6 忍者サスケじいさん わくわく旅日記7 かわいい森の忍者の巻
忍者サノスケじいさんわくわく旅日記〈7〉かわいい森の忍者の巻
- 作者: なすだみのる,あべはじめ
- 出版社/メーカー: ひくまの出版
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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息子的評価
・オススメ度 ★★★★★
・おもしろ度 ★★★★★
・ワクワク度 ★★★★★
・感動的要素 ★★★☆☆
・勉強的要素 ★★★☆☆
・読みやすさ ★★★★☆
・漢字の量 ★★★☆☆(ふり仮名:一部有り)
(息子)
面白くて、ワクワクして、感動的要素が、いっぱいのお話でした。やまねが出てきて、面白かったです。
(父親)
これもこどもには非常に人気のあるシリーズ。30巻近いシリーズで、長く愛されている。忍者とはいうけれど、忍術や戦いなどは少なく、一方サイエンスやファンタジー的要素を含む。おそらくサスケの孫の一太郎や女友達のゆかりが、子供達にもすごく共感できるのではないかと思う。冒険あり、友情あり、やまねの生態や可愛らしさあり、感動あり、忍術ありと、様々な要素が入っており、こどものことを考えられた良本だと思う。
# 5 パンツ・パンツ・パンツ
#5 パンツ・パンツ・パンツ
息子的評価
・オススメ度 ★★★★☆
・おもしろ度 ★★★★☆
・ワクワク度 ★★★☆☆
・感動的要素 ★★☆☆☆
・勉強的要素 ★★☆☆☆
・読みやすさ ★★★★☆
・漢字の量 ★☆☆☆☆(ふり仮名:有り)
(息子)
主人公の少年が動物園に遠足に行って、なぜかパンツを3枚 をもってきてしまい、動物園の動物にそれらをあげて一緒に家に帰る。家では、もうすぐあかちゃんが生まれるところで、お父さんと動物たちと一緒にドタバタするところが面白かった。
(父親)
「パンツ」、こどもはこう言ったキーワードにひかれるものだ。様々なパンツについて考えていき、「恥ずかしい」とはどういうことかを考えさせたり、生まれてくるあかちゃんを動物たちで迎えるという、ほのぼのした作品。さし絵のかわむら ふゆみ先生の作品では、以前「のらかめサンタ」を読んだ。リクガメ好きな我が家としては、必須の作品で、これまたほのぼのとした面白い作品であったので、合わせて紹介したい。
(↓ 引きつづき、のらかめさんたも、よろしくお願いします。by 息子)