年間400冊以上の本を読む読書マニア小学生のおすすめ児童書の記録

年間400冊の本を読む読書マニアな息子【小学生】が読んだ本を、息子と父親がその都度評価します!

完読して自信がつく!小学生にオススメの児童書シリーズ作品10選 その2

 

前回も紹介した完読シリーズの第二弾です。今回は、中学年から高学年向けのシリーズ作品を紹介したいと思います。第1巻を読んで見て面白ければ、そのまま完読できると思います(もちろん、うちの2年生の息子は楽しく読めているので、読書に自信があれば低学年からでも十分楽しめると思います。)

 

①銭天堂シリーズ(2018年2月現在8巻)

ふしぎ駄菓子屋銭天堂(全7巻セット)

ふしぎ駄菓子屋銭天堂(全7巻セット)

 

不思議な駄菓子屋に、子どもが迷い込んでくる。それぞれ悩みや願い事があり、それを叶えてくれるダジャレ風な駄菓子が登場する。しかし、説明書をよく読んで守らないと、痛い目にあってしまう。そのハラハラする感じが、すごく面白い。ちゃんと悪い子には悪い結果になるような教訓が織り込まれていたり、時にはほっこりするような話もあり、男女ともに楽しめるだろう。駄菓子屋の店主の紅子のシュールさや内容は、大人世代からすると世にも奇妙な物語の子ども版という印象。”欲に負けてはいけない”とか、”悪いことをすると自分にも帰ってくる”のような教訓話を楽しく読めるようになっている。一冊で4,5話のショートストーリーなので気軽に読める。図書館でもなかなか在庫がないくらい人気なようだ。ちなみに息子的には、現在No1に面白いそうだ。挿絵少なめ、漢字多め。中学年〜高学年にオススメ

 

②怪談オウマガドキ学園シリーズ(2018年2月現在25巻)

怪談オウマガドキ学園(1)真夜中の入学式

怪談オウマガドキ学園(1)真夜中の入学式

 
怪談オウマガドキ学園 第1期[図書館版](全5巻) (怪談オウマガドキ学園[図書館版])

怪談オウマガドキ学園 第1期[図書館版](全5巻) (怪談オウマガドキ学園[図書館版])

 

ウマガドキ=逢魔刻(夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わる時刻。黄昏どき。魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信じられた)この意味のごとく、妖怪たちがオウマガドキ学園という学校に通いだして、妖怪や人間世界について色々と学んでいくお話。妖怪側から見た人間界を、説明しているため、結構理科的要素もあり、面白いばかりでなくちゃんと勉強的要素も含まれた作品。まだ読み出したばっかりだが、かなり好きなようだ。 これも短編集なので、読みやすいが、25巻あるのでまだまだ楽しめそうだ。中学年〜高学年にオススメ

 

③らくご長屋シリーズ(2018年2月現在10巻)

らくご長屋〈1〉わんぱく長屋の寿限無

らくご長屋〈1〉わんぱく長屋の寿限無

 

落語をベーズにこどもでも読みやすくした作品。おそらく好みが別れると思うが、息子はクスクス笑いながら読んでいて、すごく好きなようだ。調べてみると作者の方は、落第忍者乱太郎というコミックを60巻も出しており、これは、Eテレでやっている”忍たま乱太郎”の原作だという。通りで好きなわけだと納得してしまった。中学年〜高学年にオススメ

 

④きつねのかぎやシリーズ(2018年2月現在10巻)

かいぞくのおたから (キツネのかぎや 1)

かいぞくのおたから (キツネのかぎや 1)

 

かぎやのきつねが、その特技を用いていろいろな冒険を繰り広げる物語。これは単純に男の子が好きそうな冒険もの。ワクワクする話が好きな人におすすめ。低学年〜中学年にオススメ

 

⑤ぼくはめいたんていシリーズ(2018年2月現在10巻)

ぼくはめいたんていAセット(全5巻セット)

ぼくはめいたんていAセット(全5巻セット)

 
ぼくはめいたんていCセット(全6巻セット)

ぼくはめいたんていCセット(全6巻セット)

 
ぼくはめいたんていBセット(全6巻セット)

ぼくはめいたんていBセット(全6巻セット)

 

 アメリカで大人気のちびっこ名探偵シリーズの翻訳版。日本語訳になったのは30年以上前とのこと。主人公のネートが毎回難事件を解決する物語。話の中に出てくる食べ物のレシピが載っていたりと、推理以外でも楽しめる要素が入っている。これは、どちらかと言うと、低学年にオススメ。

 

⑥ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ(2018年2月現在15巻)

ミルキー杉山あなたも名探偵(全15巻セット)

ミルキー杉山あなたも名探偵(全15巻セット)

 

 わんわん探偵団   にゃんにゃん探偵団

 これも探偵もの。もちろん大人のミステリーとは違って、事件は身の回りの何気ない出来事だが、うまく推理していて、楽しませてくれる。あなたも名探偵シリーズの他に、わんわん探偵団やにゃんにゃん探偵団もだしており、これらもオススメ。低学年〜中学年にオススメ。

 

⑦おしごとのおはなしシリーズ(2018年2月現在14巻)

おしごとのおはなしセット

おしごとのおはなしセット

 

 おしごとのおはなし パイロット パイロットのたまごおしごとのおはなし コックさん のはらキッチンへぜひどうぞ (シリーズおしごとのおはなし)おしごとのおはなし 獣医さん めざせ! 動物のお医者さんおしごとのおはなし 警察官 交番のヒーロー (シリーズおしごとのおはなし) 

小学生にとってあこがれの職業(サッカー選手、警察官、お花屋さん、お医者さんなど)にまつわるお話。最近でた感じで、どれも新鮮だ。それぞれのお仕事についてのやりがいや、大変なこと、楽しいことなどを織り交ぜてうまくまとまっている。将来の夢の参考になりそうなシリーズ。男女とも楽しめそうだ。低学年〜中学年にオススメ

 

 ⑧すすめおにぎりコロコロ(2018年2月現在5巻)

ススメおにぎりコロコロ〈その1〉米の巻

ススメおにぎりコロコロ〈その1〉米の巻

 

 ススメおにぎりコロコロ〈その2〉野菜の巻ススメおにぎりコロコロ〈その3〉魚の巻ススメおにぎりコロコロ〈その4〉豆の巻ススメおにぎりコロコロ〈その5〉梅の巻 

表紙の見た目は、アンパンマン的な感じで少し幼稚な印象を受けるが、あなどることなかれ。内容は、各食材をテーマにかなり詳しく解説してある。例えば、その5の梅の巻では、梅に関する豆知識が豊富に含まれていて、産地や加工方法、植物としての分類など、理科的要素満点のシリーズ。理系家族なので、どうしてもこういうのを手にとってしまうんだな−。5巻ということで、シリーズとしては少ない方だが、今後新刊を楽しみにしています。

 

 ⑨日本の神話シリーズ(2018年2月現在10巻)

ヤマタノオロチ (日本の神話)

ヤマタノオロチ (日本の神話)

 
日本の神話(全10巻)

日本の神話(全10巻)

 

 やはり、日本人なら日本の神話くらいは、知っておいてもらいたい。今は、日本の神話についての子供用の本もたくさんあるが、以外にシリーズとしてはあまり見かけない。上記の西野さんのシリーズが読みやすいかな。

 

⑩なん者ひなた丸シリーズ(2018年2月現在15巻)

斉藤洋のなん者・にん者・ぬん者(全15巻セット)

斉藤洋のなん者・にん者・ぬん者(全15巻セット)

 

 なん者ひなた丸ねことんの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者)なん者ひなた丸 月光くずしの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者)なん者ひなた丸 火炎もぐらの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者)なん者ひなた丸 千鳥がすみの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者) 

斉藤洋先生の忍者をテーマにした作品。表紙の可愛らしさとは裏腹に、中身は結構字は小さめで漢字も多く読み応えがある。忍者の見習いの主人公が、毎回いろいろな忍術を駆使して、問題を解決していく時代劇風な作品。中学年男の子にオススメ。

 

以上10作品を紹介してみました。ぜひ読んでみてください!

その1もよろしくお願いします。

 

完読して自信がつく!小学生にオススメの児童書シリーズ作品10選 - 年間400冊以上の本を読む読書マニア小学生のおすすめ児童書の記録